着物の洗い張りについて

洗い張り

私がこの仕事に入った頃は、まだ、常に着物を着用されている方がたくさんいた。
『洗い張り』をして、仕立直しをし、着用される方が多かった。
常着の代表がウール素材の品だったが、すべりが良くて軽いシルクウール着物もよく売れた。
絹物だと、裏地を付けるので仕立代も高額だが、昭和40年代後半になると、高度成長で世の中も安定し、着物にも贅沢するようになり、紬や小紋がよく売れた。
毎日着用していると、立ったり座ったりで、ヒザの当たる部分などはどうしても痛んでくる。
洗い張りをすると、組織が元に戻り、汚れ等も取れ、新品同様になる。
仕立直しの注文を受け、着物を預かると、縫い糸を解いて一反の布にするのだが、その仕事をよく手伝った。祖母は、いちいち糸を切るのではなく、縫い目から糸を引いていた。すると、す~っと布が2枚に分かれて解けてくるのだが、私はそれがなかなか出来ず、ハサミを使ってばかりいた。
結果、切った糸がたくさん布に残り、その糸くずを取るのにまた時間が掛かった。
よく着用されるお客様は、10年もそのままにするようなことはされないので、解きも簡単(糸を引きやすい)だが、着用されていない方の着物は、糸も弱っていて解くのに時間が掛かった。

現在は、洗い張りをされる方も少なくなった。代替わりをして着物が必要なくなると、『引き取ってくれないか?』と問い合わせてくる方もある。そんな電話が多くなった。この業界で商いをする身として、悲しい気持ちになる。

洗い張り No.2

従業員教育で、着物が直線縫いになっていることを教えるには、『解(ほど)き』をさせるのが一番だ。縫い糸を解くことで、着物がどのように構成されているのか実感できる。
裄(ゆき)だとか衿(えり)、前・後巾、衽(おくみ)巾、等々、解くうちに着物のことがわかり、仕立て直し、つまりリフォームの話をしても納得する。
作務衣のような生活着には、長い袖はない。では、なぜ、他の着物は袖丈を長くしたのだろう?
振袖のお客様には、『袖を振ることで、幸せのキャッチボールをするんだよ。』などと、魂振りの話をする。
だが、真意は?争い事を鎮めるため、無くすためだと思うのだ。袖が邪魔になって、刀を振り回しづらいのではないか?
そのあたりが本当のところか?

我々は、知らないうちに、袖がついているのが当たり前だと教えられてきた。袖がないほうが便利なのに。
そんなことを考えるなら、直線縫いで作ってあること自体も不便だ。着物の当たり前の決まり事は、不便な事が多い。
これ以上の話になると、業界の先輩方からお叱りを受けそうだし、私自身の勉強不足を指摘されることになりそうなので、もうよそう。

着物は、着慣れることが一番なんだ。着づらい品なんだということを頭に置いてから着装を始めれば、気軽に着物が楽しめると思う。

洗い張り No.3

本場結城紬は、洗い張りをしてから着用すると生地がやわらかくなり、大変着心地がいいそうだ。
私も単衣を1枚持っているが、洗い張りをしていないから、まだゴワゴワ状態。
高級品は、もったいなくて、なかなか着用できないものだ。洗い張りをする前に、あの世行きになってしまいそう。
先日、その話を女房にしたら、『そんな着物あったっけ?』とすっかり忘れていた。
昔の礼服と同じで、タンスの中で虫に食われる着物になってしまうのか?我々の年代の特徴だから仕方がない。諦めるか・・・。
噺(はなし)家は、まず、弟子に普段に着用させ、それから自分が着る、などという話を聞いたことがある。
結城紬は、着物好きにとっては、何枚も欲しくなる着物だそうだ。
まず、着用した時、軽いという。手紡糸(てぼうし:手でつむいだ糸)だから、着れば着るほど糸の味が出る。私にもよくわからないが、着物好きにとっては、愛着の湧く1枚。
特に、昔は丈夫なことが絶対条件だった。
親から子へ、そして孫へと何代にもわたって同じ生地を使用していくとなると、藍染のような両面使用できる先染の丈夫な生地でなくてはならない。
自然と、皆が同じスタイルになった。洗い張りをして、仕立て直し、それでも使用できなくなると、子どもの四ツ身、三ツ身、一ツ身へと変化した。
ボロ布になったら、最後は、パッチワークのあて布にした。

直線縫いの着物は、どこまでも便利な布なのです。

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呉友会(正直屋積立友の会)ー財務省の認可済み

呉友会とは財務省東海財務局の管理する「資金決済に関する法律(資金決済法)」のもとに運営している積立金方式の友の会のことです。以前は「前払い式証票の規則等に関する法律」といい、昭和50年に同業数十社が集まり、通産省の許可を得て始めた「東海呉服友の会」が前身です。現在は「正直屋呉友会」として、正直屋で運営しています。
正直屋ブログ951号 2020年6月8日 友の会(呉友会)参考
呉友会(正直屋友の会)の積立の一例
一口5,000円を1年間積立していただきますと、60,000円。その金額に10%の加算金(6,000円)が加わり、1年後には66,000円の買物をしていただける積立友の会です。 年に2回、東海財務局に報告、お客様にも残高をお知らせします。 積立は銀行、郵便局の自動引き落としができます。 詳しくは 0120-39-0529

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コロナ感染予防の為、店内には手の消毒液・空気清浄機・サーキュレーター等が取り付けてあります。
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お客様の声

■尾張旭市のお客様
友の会の掛金をずっと掛けてきた。現在は掛けていないが、年2回掛金の報告ハガキももらっている。又、ほしい品を探しておく。
■小牧市のお客様
昔は招待旅行、観劇会、着付教室、振袖パーティー、浴衣まつり、着物を着る機会がたくさんあった。大きな会場で展示会も開いて、素人モデルのショーや職人の実演もあった。そんな機会もなくなったワネ。
■豊明市のお客様
半衿を購入したら、長襦袢にサービスでつけてくれるというので持って行ってつけてもらった。
■中区のお客様
姉に着せていた七五三の着物を今度は妹に着せようと縫い上げをやり直してもらった。七五三の当日の着付けや写真撮りもやってもらう予定。
■岩倉市のお客様
友の会の掛金で礼服を購入した。以前は展示会でたくさん売られたが、このたびはパンフで何種類か選んで試着して決めた。サイズ直しも出来ると聞いたが、幸いにもピタリあった。
■南区のお客様
メーカー主催の展示会で礼服を購入した。
■千種区のお客様
テレビで宣伝している洗える羽毛肌ふとんを男女ペアで9980円(税込)を購入。西川のもので本当に満足している。
■北区のお客様
今年も郡上踊りがコロナ感染で出来ないようだ。毎年着付けをお願いして楽しんでいる。
■緑区のお客様
DMの代わりでいただく『月刊なごや』はとてもいい。
■東郷町のお客様
男物で単衣のお召の着物をほしいと言われるお客様が来店され、京都の白生地をメーカーから取り寄せ、色を見せ別誂えで作っていただいた長襦袢も単衣で同色、半衿も別染めで染めてもらった。
■名東区のお客様
コロナ感染でもお宮参りはされる6月にするということで夏の訪問着と帯を急ぎで作らせていただいた。近頃は問屋でも在庫がなく、当店での在庫で気に入られよかった。
■日進市のお客様
白目の四ツ巻の絞りの着物を紺色の無地に染め合わせで女性用に作るとか、八掛を紅色でつければ江戸の粋でカッコイイ。これを昔は『キメ色』と言ったとか…。
■豊明市のお客様
民謡をやっておられるのだがさすがに着用回数も多く絽小紋も衿からすそ、袖口と、全体的にヨゴレが有り取れないかと心配したが、きれいになり大変喜ばれた。
■昭和区のお客様
近くにあった呉服屋さんが辞めてしまい、シミ抜きを出す所がなくなってしまい、友人に聞いたら正直屋を紹介された。
■瑞穂区のお客様
正直屋縁の「縁おトク情報」から「医師がすすめる西川の健康枕」を購入したけど、本当によく寝られる。
■天白区のお客様
「縁おトク情報」で「あったか毛布カバー」をすすめられ、羽毛ふとんのカバーにしたら本当にあったかい。
■昭和区のお客様
正直屋縁のHPで女児の宮参りを検索したら19,800円(税別)とあったので店に行ったら、HPに載っていない品もあり、大変満足。
■東郷町のお客様
布団の打ち直しもやっていると聞いたので、やってもらったら、意外に安価だった。
■守山区のお客様
利用しなくなった敷ふとんで段卓の掛布団別誂えで作ってもらった。便利です。
■日進市のお客様
母の着物を洗い張りして仕立直しをしたり、サイズ直しやシミヌキをしてもらってます。 ■中川区のお客様
七五三の着物や夏のゆかたを買い、その記念に写真を撮ってもらいました。一家の記念にラインブログにも載せてもらってます。
■緑区のお客様
パールを購入したんだけど、デパート価格もチェックしてくれた。


●成人式・卒業式・宮参り・婚礼・七五三の購入・レンタル
●ゆかた・小紋・紬のおしゃれ着の購入
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お問い合わせ
鶴舞本店 0120-39-0529 和合店 0120-52983-1

 
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