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【粋でイナセ 伴天物語】
正直屋に届いた一通のメール。その日からこの伴天は始まりました。
『刺し子織りの生地を分けてほしい。』
なぜ生地だけを・・・??詳しくお話を伺うと、お客様の欲しい伴天は
『背に特大「紋」が入っていて、体全体を覆うサイズの特別な品がほしい。しかし、引き受けてくれる店がなかなかないので・・・』
とおっしゃるのです。その一言で社長の正直屋魂に火がつきました。
「ぜひ、うちで作らせてちょ!!」
まず、生地は[刺し子織り]で用意できます。
しかし[特大紋]を入れられる職人さんがなかなか見つかりません。日々過ぎていくばかり・・・
「お客様の為だがね。ぜったいに見つけんわけにはいかんがね!!」
数週間も探し続けた結果やっと職人さんと出会えました。
さあ、制作・・・ここまできたらお客様と【こだわりを貫く】しかありません。
特別に裏地をつけ、パッと目を引く色合いに。「このチラッと見えるのが色気だがね!!」
衿の形も特殊にネームも入れました。「やっぱり刺繍でしっかり入れにゃー」
裾も、2つに分かれるように。「裾をひらめかせて颯爽と歩くんだがね!!」
こうして、一世一代の『長伴天』が出来上がりました。
【特 徴】
・40cm四方の『背紋』(刺繍〜朱〜)
・男綿 『裏地』(〜朱〜)
・『刺繍』〜糸から染め上げたもの〜
【価 格】 315,000円(税込み)
【店主から】
世の中おもしろいものです。私も自分をずいぶん変わった部類の人間だと思っているけど、今度作成した長伴天は315,000円ですヨ。まさかこのような注文が入るとは思ってもいませんでした。
初めにお話した時に、「10万円いただければ仕事に入りますが・・・」とお話したのです。
するとすぐにお金を振り込んでいただけました。ビックリしましたが、早速「紋屋」「仕立屋」それよりも「生地」から探しました。
出来上がった品が写真の品です。紋屋さんからは「次は儲けを下さい。」と言われました(今回は特別に儲けなしで引き受けていただけました)。紋は刺繍ですが色は特別に染めました。そこまでこだわりました。寸法どりも名古屋と東京ですから大変でした。とりあえずお任せにしていただきました。
お客様に満足していただいて嬉しく思ってます。
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