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■お宮参りについて
お宮参りは、氏神様に誕生の報告と成長を祈願する行事です。
日取りは地方により異なりますが、男児は生後31日目、女児は33日目に行うのが一般的です。
産着は妻の実家から送られ、新生児を抱くのは夫の母となります。(産後体力の消耗している嫁を気遣う為とも、母が神前で合掌するのに赤子を抱いていては無理な為といわれています。)

【服装】
子供 のしめと呼ばれる祝着で、もともとは武家の礼装用の着物です。新生児はお宮参りで初めて晴れ着をまとうことになります。
祝着の模様は男児は松、鶴など、女児は手まり、菊などの吉祥模様が主流で魔除けのためでもあります。
姑・母 色留袖、訪問着などの正装
舅・父 背広

【腹帯】
頂いた神社にお祓いの上、お返しします。

■初正月・初節句・お食い初め
【初正月】
赤ちゃんが生まれて、最初に迎えるお正月が、初正月です。
かつては、男児には破魔弓や凧を、女児には羽子板や手まりなどが親族から贈られましたが、最近では現金を贈る場合が多いようです。

【初節句】
赤ちゃんが生まれて最初に迎える節句が初節句で、女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)になります。
武者人形や雛人形が贈られ、親類縁者を招いて盛大に祝いました。

【お食い初め】
乳歯が生え始める生後100日目に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて、一汁三菜の「祝い膳(いわいぜん)」をたべさせる真似をします。

■七五三詣りについて
今日のように七五三が、11月15日に定まったのは、この日が陰陽道の説く最良の吉日のひとつにあたり、多くの大甞会(だいじょうえ)の行われる日であったことや、将軍綱吉の子(徳松君)の祝儀が行われたことなどからだと言われています。
三歳の祝いは、(男児)『髪置き』といいそれまで剃っていた頭に頂髪を置く儀式。五歳は『袴着』と言い、子供が初めて袴をはく儀式。七歳は『帯解き』『帯直し』などと言い、初めて帯を結ぶ女児のお祝いです。お祝いをいただいた方々には、お参りの帰りにお礼の挨拶をし、千歳飴や赤飯を届けるのが習わしのようです。
■七五三について 〜装い〜
三歳・・・男女とも、お宮参りの時の祝い着。
五歳・・・男の子。熨斗目(のしめ)模様の紋付の羽織、仙台平の袴。
七歳・・・女の子。四つ身の本裁ちにした総柄の友禅に結び帯。

父親・・・和装の場合は、無地の紬地で羽織は紬の縫い紋
     洋装の場合は、ダークスーツなど
母親・・・和装の場合は、色留袖、訪問着、付下げ、色無地に格調の高い袋帯
     洋装の場合は、スーツやワンピースなど

※五歳、七歳は子どもの体格差が大きい為、衣装選びは親子一緒の方が良いでしょう。

■十三詣りについて
生まれた年の干支が初めて巡ってくる年(数え年の13才)になった男女が、知恵と福徳と健康を授けて頂く為に、虚空蔵著薩にお詣りする行事です 。
特に、13才は初めて巡ってくる厄年で、厄除けのお詣りであると共に、肉体的にも生理的、精神的にも、子供から大人への転換期なので、親子でお詣りをして、心のけじめをつけようと云うのが、この行事の初まりでしょう。女の子の着物では、「本身はじめ」といって「四ツ身」から初めて本裁の着物を腰ひもを使って着付け一人前の女性となるのです 。
200年前にこの行事を行った京都の法輪寺では、陰暦の3月13日(現在の4月13日)にお詣りをします。現在は日頃お世話になっている神社仏閣へ足を運ぶ方が多いようです。
お詣りは、「知」「美」など祈願する事柄を本人の自筆で一文字書いたものをお供えし、帰り道では、せっかく頂いた知恵をなくさないように、渡月橋を渡りきるまで後ろを振り返らないと云う習わしがある。
東海地域の行事開催地
日泰寺(名古屋市) 052-751-2121   世尊寺 (岡崎市) 0564-22-1805
亀翁寺 (稲沢市) 0587-32-6334   大洞院 (恵那市)  
<参考>京都和裁産業振興財団  京都織商 京都きもの振興会

■入学式
一般的にはどの家庭においても、それぞれの節々に家族を始め親類、近所、友人同志で祝いをする習慣が続いている。衣服を改め、すがすがしい気持ちで入卒式に参列するのが常である。やはり衣服、帽子、鞄が新しくなる事により、心が引き締まる思いがするものである。
さて、入卒式に参加する母親も、当然のことながら礼服に身を包み、子供のはれ姿を見ることを無上の喜びとしている。衣服で身を縛ることが、心を縛ることになる。縛られることがより一層の喜びを呼び込んでくる。着物を着ることがいつもと違った気持ちにさせ、しぐさや立ち居振る舞いまで変わり、言葉つきまで変えてしまう。
ハレの場とは、神との対面の場でもある。入学できたのも、卒業が叶ったのも”お陰さま”なのである。”お陰さまとは、神仏のたすけ、おめぐみがあったの意である。
だから、まず氏神様にご報告と感謝の礼を述べることが常であった。神との対面は、ハレ着でなければご利益ないし、自分の心が通じないと考えたのである。それぐらい衣服には呪的要素が強かった。

しきたりの文化論 −衣き心− 著者 北原 秀猛  より抜粋

■卒業式について
昔のように1つ紋入りの色無地着物に無地の袴姿の方が、少なくなった。

袖丈は普通(1尺3寸〜1尺5寸)のサイズより長く、振袖の袖丈(2尺5寸〜3尺2寸)よりは短い2尺袖の丈の柄物の着物を着用する。
下の袴も、刺繍で花をあしらったものや染加工を施したものなどの柄が絵羽柄でついていて、可愛い。
はきものはブーツの方とゾウリの方。
ゾウリの方は雨降り用で底が皮でないものの利用が多い。

成人式の時と同様にヘアスタイル・着付・写真撮影等も各店にて対応しています。ご利用下さい。尚、卒業式当日の日程等は余裕のある対応を、2尺袖着物、袴の色・柄選びはHPが一番最新の品が見られます。
事前にお好みの品を電話いただければ、来店日に着用いただけるようにご用意いたします。

又、正直屋では卒業式後の二次会ドレスの紹介も行っています。各店係にお尋ね下さい。

■成人式について
古来から最も重要視されてきた通過儀礼に成人式がある。この儀礼を通過することによって、公私共に一人前として認められた。一人前と認められる条件は二つあり、一つが年齢によるものと、もう一つは労働による基準である。例えば、一定の面積の田圃を耕せる事であったり、女性であれば裁縫ができるとか、煮炊き炊事ができることなどが条件であった。一人前と認められると、労働にも神事にも地域の一人として参加することができる。
一般的には女性は十三歳になると「娘組」へ加入した。花嫁修業・家内作業・農事手伝い、男女交際などを中心に教育を受けた。役割分担による責任と義務と共に、その質が伴うように、親や先輩たちから、教育を受けていたのであった。それにふさわしい「しつけ」を完全に施したのである。
それにつけても、形はともかく魂のはいっていない成人式をもつ人が余りにも多い。酒、たばこは年齢から自動的に許されるが、能力的条件が全く加味されない。ただ振袖を着せてやればよいというものではない。親が客観的に子供を眺める日といってもよい。
「一人前の人間として自分に責任をもち、堂々と生きていきなさい。それができるように、この二十年間手塩にかけて、貴方に対して躾をしてきたのですよ。」このような、親としての自信を子供にはなしてやる日なのだ。

「しきたりの文化論−衣は心−」 著者 北原 秀猛 より抜粋させていただきました。

■結婚式について
昔TVで『名古屋嫁入り物語り』をやっていたが、名古屋の嫁入りは派手で車も何台も連ねて荷出しをした。○○さん家結婚するんだ・・・と世間にもすぐ解ったり認められた。荷物はタンス、電化製品、布団、洋服類、そして着物。
着物は20才代、30才代、40才代と一通り持参した嫁ぎ先で購入してはもらえず、相手先の品を勝手に利用できなかった。
自分の娘が婚期を迎える頃、その頃になるとやっと嫁として認められた。

実家から持参する品にはタンスにも風呂敷、着物にも生家の紋を入れた。現代では考えられない風習があった。
私がこの仕事をやり始めて20年ぐらいまでは荷出しの手伝い等も頼まれた。結婚は家と家との繋がりであり、昔の村社会では共同作業(田植え等)の人員の増加になる訳で、嫁取りも一大儀式だった。

■正直屋本店 名古屋市昭和区鶴舞3丁目17-11
TEL:052-741-0529 FAX:052-733-2525
0120-39-0529 (全国どこでも)
■和合店 愛知県愛知郡東郷町和合ヶ丘3丁目18-8 TEL:0561-38-5298 FAX:0561-38-5299
0120-52983-1 (愛知県内)
■猪子石店 愛知県名古屋市千種区京命1丁目9-5 TEL:052-774-5298 FAX:052-774-5299
0120-54-5298 (愛知県内)